こんにちは。
リモートワークや休校などで、プリンターのない環境で印刷をする必要に迫られている方が増えています。
そこで今回は、自宅にプリンターを持っていなくても、簡単に印刷ができる方法をご紹介していきます。
ぜひ、自分のやりやすい方法を見つけて活用してください。
キンコーズで印刷
まず1つ目は、キンコーズという店舗を利用する方法です。
キンコーズは、東京・大阪・神奈川・兵庫・京都・愛知・石川・千葉・埼玉・宮城に直営店を、九州・中四国地方にフランチャイズ店舗を構える印刷・製本等を請け負うお店です。
店舗一覧(公式HPへリンク)
店舗の方に作業をお願いすることもできますし、様々な機材を借りて、自分で作業することもできます。
キンコーズ店舗での印刷方法もいくつかあり、それぞれ必要な道具や金額が異なりますので、自分に合ったものを試してみてください。
店頭PCレンタルで印刷
- 出先で急に修正が必要になった
といった場合に便利なのが、店頭PCをレンタルする方法です。
キンコーズにはレンタルPCが用意されており、WordやExcelなどのオフィスソフトやインターネットを自由に利用することができます。
かかる費用は、
- レンタルPC基本料金(最初の20分330円)
- 利用時間に応じた利用料金(以降10分毎に220円)
- 印刷枚数に応じた印刷料金(1枚9円)
となっています。
直営店舗にはゴールド会員・プラチナ会員という制度があり、基本料金や印刷料金が格安になる場合があります。
残念ながら、九州・中四国のフランチャイズ店舗にはそういった制度はありません。
そして、データを持ち込む場合にはUSBメモリが必要です。
USBメモリは、データを一時的に保存して持ち運ぶために使います。
この後の「コンビニで印刷」でもUSBメモリを使った印刷方法を紹介していますので、まだお持ちでない方は、1つ準備しておくと何かと便利です。
注意点
ご自宅にパソコンがなく、一から書類を作る際に、キンコーズで作るのはあまりお勧めしません。
というのも、利用時間が長くなるとどんどん料金がかさんでしまうからです。
例えばパソコンを1時間レンタルして3枚印刷した場合、
- レンタルPC基本料金(20分330円)
- 利用時間40分(220円×4)
- 印刷料金(9円×3)
合計1,237円になります。
一方、ネットカフェを利用した場合は、
- ポパイ…490円~
- 快活クラブ…530円~(別途入会金が必要な場合あり)
- プラネット…590円~(別途入会金が必要な場合あり)
と、半額近く安くなります。
ネットカフェによって
- 3時間パック
- 5時間パック
- ナイトパック
- モーニングパック
といったお得なセットプランが用意されています。
長時間パソコンを借りて作業をしたい場合はネットカフェを利用するのがお勧めです。
ネットカフェでの印刷は、大体1枚20~30円と少し割高です。
面倒でなければ、書類の作成はネットカフェでおこない、印刷をコンビニやキンコーズでおこなうと、更に安く済ませることが可能です。
わたしも家にパソコンがなかった頃は、よくネットカフェのナイトパックを利用していました。
セルフコピーで印刷
内容の修正がない場合は、こちらの方法が安くて簡単です。
持参したUSBメモリをセルフコピー機に挿し、コンビニのコピー機の要領で印刷することができます。
レンタルPCを利用しないため、
- 印刷料金(9円×枚数)
のみの出費で済みます。
注意点
ただし、この方法には大きな注意点があります。
それは「データをPDF形式で保存しておく」という事です。
例えばWordで作ったデータを印刷したい場合、印刷をする機械自体にWordがインストールされている必要があります。
Wordが入っていない機械では、Wordのデータを開くことはできません。
店頭PCをレンタルする場合は、WordやExcelなどのソフトがパソコンに入っているので問題ありませんが、セルフコピー機はあくまでもコピー機です。
WordやExcelなどのオフィスソフトは入っていません。
セルフコピー機で印刷するためには、データをPDFという形式に変換してUSBメモリに保存してからお店に行くようにしてください。
店頭では「PDFを印刷したい」と伝えればOKです。
お店の方に頼んで印刷
- 作業する時間がない
- 量が多くて大変
という時には、お店の方に作業をお願いする方法もあります。
ただし、当然ですが別途手数料がかかります。
- 10ファイルまで…550円
- 以降1ファイルごと…55円
と、なかなかのお値段です。
この金額にプラスして、印刷料金も枚数分かかります。
- 1~100枚…1枚15円
- 101~1,000枚…1枚13円
- 1,001~5,000枚…1枚10円
どうしても時間がない時以外は、自分で印刷したほうが良さそうです。
学校行事や町内会、PTAや趣味の活動などで大量の印刷が必要になった場合には、こちらが便利かも知れませんね。
キンコーズでお得になるカード
支払いの際、エポスカードを使うと5%OFF優待が利用できます。
少ない金額でも、割引になるならどんどん使ったほうがいいので、エポスカードをお持ちの方はエポスカードで支払いましょう。
利用時期によって、優待が終了している可能性があります。ご利用の際、店頭で必ずご確認ください。
新しくエポスカードを作成をお考えの方は、紹介特典を利用してちょっとお得にエポスカードを作ることができます。
エポス公式HPにアクセスし、下記の紹介コードを入力して入会されると、通常入会ポイント2,000ポイントのところ、+500ポイントが貰えます。
普通に店頭で申し込みをすると、お買い物券が1,000円程度貰えるだけですので、時間に余裕があればこちらの紹介特典のほうが断然お得です。
ご紹介番号:23040562559
入会には審査がありますので、紹介=必ず入会できるということではありません。
あらかじめご了承ください。
支払方法
キンコーズで利用できる支払方法は
- 現金
- 各種クレジットカード
- 交通系ICカード
- 楽天Edy
の4種類です。
店舗によって利用できる支払方法が異なる場合がありますので、ご利用の際必ずご自身で確認をお願いします。
コンビニで印刷
近くにキンコーズがない、という方にはコンビニ利用がお勧めです。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
といった、主要なコンビニで利用可能です。
詳しい操作方法は、各コンビニのHPでご確認ください。
USBメモリを持参して印刷
一番簡単な方法は、USBメモリを持参して印刷する方法です。
キンコーズの時にもご紹介しましたが、USBメモリはデータを一時的に保存して持ち運ぶためのものです。この中に印刷したいデータを保存し、コンビニのコピー機に挿して印刷できます。
注意点
キンコーズのセルフコピーと同じく、データはPDF形式で保存していなければ印刷できません。
コンビニのコピー機には、WordやExcelなどのオフィスソフトが入っていないからです。
その場で修正もできませんので、印刷する完成品をPDFで保存して持参するようにしてください。
スマホアプリから印刷
- 自宅にパソコンがない
- PDF形式がよくわからない
という方に一番お勧めなのは、スマホアプリから印刷する方法です。
この方法の便利なところは、
- USBメモリを持ち歩く必要がない
- PDF形式にしなくても印刷できる
という点にあります。
USBメモリは、普段使い慣れていないとついつい忘れてしまいますが、スマホを持たずに外出する人はあまりいないと思います。
スマホにアプリを入れておけば、メールやLINEで届いたデータを気軽に印刷することができてとても便利です。
印刷料金は、PDF形式にしてUSBメモリで持っていく方が安いです。
手順は、
- メールやLINEで送られたデータをスマホにダウンロード
- アプリからデータを選択し登録
- スマホを持ってコンビニに行く
- 画面の説明に沿ってマルチコピー機で印刷
といった流れになります。
アプリは、利用するコンビニによって異なりますので、自分が利用したいコンビニのページをご確認ください。
自宅PCやスマホでデータを登録して印刷
- パソコンかスマホがある
- USBメモリを持ち歩くのが面倒・忘れてしまう
- 他の人間(子どもなど)に印刷を頼みたい
という方には、自宅でデータを登録してコンビニで印刷する、という方法もあります。
手順は、
- 自宅で印刷するデータをネットワーク上に登録する
- 番号が発番される(メモやスクショなどしておく)
- コンビニのマルチコピー機で番号を入力して印刷する
という流れです。
この方法も、アプリを利用する場合と同じくPDF形式にしなくても印刷が可能です。
更にこの方法だと、発番された番号さえわかればいいので、スマホを持っていく必要もありません。
子どもにメモと小銭を渡して、印刷を頼むことができます。
こちらも、各コンビニによって操作が多少異なりますので、ご利用予定のコンビニHPをご確認ください。
まとめ
プリンターを持っていなくても、インクが切れてしまっても、すぐに印刷できる方法をご紹介しました。
- キンコーズが近くにない
- パソコンがない
- USBメモリがない
- PDF形式がわからない
- 自分で印刷に行けない
など、事情は人それぞれですので、この記事を参考に、少しでも安く便利に印刷できる方法を見つけて頂けたらと思います。
それではまた。