入力疲れ予防・タイピング速度アップにはエルゴノミクス(人間工学)キーボードがおすすめ!

疲れにくく入力しやすいキーボード パソコンに関する疑問

自宅で過ごす時間が長くなっているこの時期、テレワークや趣味、パソコンの勉強などでいつもより長くキーボードを触っている人も増えているんじゃないでしょうか。

そこで気になるのが、

  • 疲れやすい
  • 肩が凝る
  • 腕が痛くなる

といった身体の不調です。

疲れやすくなったり、肩や腕が痛くなったりすることで、

  • 集中力がなくなる
  • ミスタッチ(誤入力)が増える

といった問題が起こりやすくなります。

スポンサーリンク

人間工学を活用したエルゴノミクスキーボード

授業の準備や資料作成など、長時間パソコン作業をすることの多い職種のわたしですが、実は秘密兵器を使っています。

それはエルゴノミクスキーボードといって、人間工学に基づいて作られた特殊なキーボードです。

人間工学(にんげんこうがく)は、人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるように物や環境を設計し、実際のデザインに活かす学問である。また、人々が正しく効率的に動けるように周囲の人的・物的環境を整えて、事故・ミスを可能な限り少なくするための研究を含む。

Wikipediaより引用

多くの方が普段使っているキーボードは、大抵まっすぐ一直線です。

Image by OpenClipart-Vectors from Pixabay

まっすぐなキーボードをあまりにも当たり前に見慣れているので、何も疑問を抱かずに使っていると思います。

しかし、この形は人間の身体にとって不自然な状態なので、長時間利用しているととても疲れます。

サンワダイレクトホームページより

その点エルゴノミクスキーボードは、人間の体の作りを考えて作られているので、長時間利用しても疲れにくいです。

サンワダイレクトホームページより

一見不自然に見えるこの形は、実際にキーボード上に手を乗せてみると、肩が開いてとても楽なことがわかります。

サンワダイレクトホームページより

最初は入力がしづらく感じますし、ミスタッチも増えます。

でもそれは、キーの位置が少し変わったことに慣れていないだけなので、使っていくうちにミスタッチは減っていきます。

真っ直ぐ一直線のキーボードと比べて、指の行き先がちょっと違うので、慣れるまでは入力ミスが増えるのが当たり前です。

そこで見切りをつけず使い続けていると、あまり手を動かさなくても、入力したいキーに指が届くことを実感できるようになると思います。

エルゴノミクスキーボードを使い慣れると、キーボード上で無駄な指の動きが減るので、ホームポジションからほとんど指を動かさずに入力することができるようになり、

  • ミスタッチが減る
  • 入力速度が上がる

という効果が期待できます。

おすすめキーボード

実際にいくつかエルゴノミクスキーボードを使った経験から、おすすめのものをご紹介したいと思います。

キータッチの好みもあると思いますので、機会があれば一度、店頭で実物を触ってみてください。

有線キーボード

個人的には無線派ですが、有線のほうが安心できるという方もいると思いますので、有線キーボードからご紹介します。

真ん中下部にある赤い丸は、マウス代わりに使うトラックボールというもので、親指でクルクルさせて使います。

これ1つでマウスとキーボードの役割を果たすので、場所を取らずに済みます。

テンキーが必要な方は、別途外付けするか、テンキー付のキーボードもありますので、必要に応じて選択してください。

無線キーボード

好きな場所や角度で使いたい、という方には無線キーボードがおすすめです。

コードがない分、好きな場所に気軽に移動出来て、とても使い勝手がいいなと感じます。

このマイクロソフトのキーボードは、わたしが生まれて初めて購入したエルゴノミクスキーボードでした。

テンキーが分かれているのがカッコいいな~と思って選んだものです。

テンキーの置き場所や角度も自由に決められるので、左利きの方にも便利なのではないでしょうか。

こちらは、次に買おうと狙っているキーボードです。

手前の黒い四角い部分がマウス代わりになるので、マウスを別途使わなくていいところが便利そうだな~と思っています。

パソコン疲れに悩んでいる方や、入力速度をアップしたいと思っている方は、ぜひ一度店頭で実物を触ってみてください。

最初は慣れないので「打ちにくいな」と感じると思いますが、慣れたら本当に楽だし、入力速度がアップしますよ。

タイトルとURLをコピーしました