ワープロ部門2級 課題2「表作成」操作手順

CS検定の手順解説

ページ設定・文字入力・書式設定は終わり、表の挿入をおこなうところから、動画を開始しています。

動画内で使用している課題は、九州文化出版発行の『平成27年度 コンピュータサービス技能評価試験 受験対策問題集』に記載のものを一部使用させて頂いております。

なお、九州文化出版は廃刊のため購入申し込みを終了しており、当該問題集を購入することはできません。あくまで操作の参考としてご確認ください。

スポンサーリンク

操作手順

表の挿入

問題を見て、挿入する表の行数と列数を数えましょう

表を挿入したい箇所にカーソルを立て、表を挿入します。

表の挿入後、必ずやって頂きたいことは、表のすぐ下の改行が必要か不要かを判断することです。不要な場合は、改行にカーソルを立てて「Delete」で削除してください。

罫線の調整

次におこなうのは、罫線の位置を調整することです。

上下の文字列を参考に、罫線の移動をおこないましょう。このとき、「Alt」を押しながらマウスでドラッグすると、罫線がスムーズに動きます。

罫線が不要な部分の削除

次に、罫線が不要な部分を削除していきましょう。

最初に表を左右にわけるため、列選択でセルを指定します。セルを指定後、「Alt」→「A」→「B」の順にキーを押すと、「線種とページ設定と網かけの設定」ダイアログボックスが開きます。

ダイアログボックスが開いたら、プレビューを参考に不要な罫線を削除しましょう。

右の表を完成させる

罫線の削除をおこなった2つのセルは、結合する必要があります。この段階で結合をおこなっておきましょう。

さらにセルの塗りつぶしをおこないます。セルを選択し、デザインタブから塗りつぶしを設定しましょう。このとき選択する色は、一番左の列の下から3番目にしています。

職業訓練校などで指定がある場合は、指定通りのものを選択してください。独学の方や、特に指定がない場合は、動画と同じ色を設定しましょう。

塗りつぶしの色をどのグレーにするかは、特に指定はありませんし、どれを選んだから減点、という事でもありません。

ただ、課題内に出てくる塗りつぶしの設定では、すべて同じ色を選択する必要があるので、「一番左の列の下から3番目」といった風に決めておいた方が、設定がブレないのでお勧めです。

左の表に外枠を設定

続けて、左の表を完成させていきましょう。

左の表は、外枠が太い罫線になっています。この設定はうっかり忘れやすいので、早い段階でおこなっておきましょう。

左の表を範囲選択し、罫線の太さは1.5ptで外枠を設定します。

セルの結合

セルの結合が必要な部分を、なるべくまとめて設定していきましょう。

1箇所目はボタンで設定し、2箇所目以降は「F4」を使って設定をかけていきましょう。このとき、せっかく範囲選択をしているので、文字の中央揃えなども同時に設定しておくと後が楽です。

「F4」は「1つ前の操作を繰り返す」という機能を持っています。同じ設定を繰り返したいときに使うとスピードアップできますよ。

右下がりの罫線(斜線)を設定

左上角のセルに、右下がりの罫線(斜線)を設定しましょう。

セルを選択し、「Alt」→「A」→「B」の順にキーを押してダイアログボックスを表示します。このとき、外枠に使用した1.5ptという設定が残っているので、0.5ptに設定し直してから罫線を引くようにしましょう。

動画内では一度間違えて1.5ptで設定したので、0.5ptに修正しています。

セルの塗りつぶしと二重罫線の設定

1行目に対して、セルの塗りつぶしを設定しましょう。

右の表を作成した段階で、すでにセルの塗りつぶしを一箇所設定しているので、二箇所目以降はボタンの上を押せば同じ色を設定できます。わざわざ▼を押して色を選ぶ必要はありません。

折角1行目を選択しているので、続けて二重罫線を設定すると効率がいいです。1行目の下と、1列目の右に二重罫線を設定しましょう。

点線の設定

横罫線の一部が点線になっているので、設定していきましょう。

罫線の種類で点線を選ぶと、マウスポインターが筆の形になります。この状態で罫線の上をなぞれば罫線の種類を変更できます

なぞって上手く変更されない場合は、罫線の上でクリックしてみてください。

設定が終わったら、必ず「Esc」を押して筆を解除するのを忘れないようにしましょう。

これで、表の外観は完成しました。あとは表内の文字を入力するだけなので、そこは割愛させていただきます。

まとめ

今回はじめて、表作成の手順を動画でご紹介してみました。文字と画像で説明されるより、少しはイメージしやすかったんじゃないでしょうか。

この手順はあくまでも一例であり、必ずこの通りの手順で作成しなければいけないということではありません。

少しでも、表作成が苦手な方の参考になれば幸いです。