便利な「条件付き書式」を使いこなそう(CS検定表計算部門2級対策対応)

わかりやすいエクセル関数の解説Excel

こんにちは。
今回は、「条件付き書式」についてお話していきたいと思います。

「条件付き書式」は、コンピュータサービス技能評価試験(通称:CS検定)の表計算部門2級で必ず出題されます。

また検定対策として以外にも、エクセルでデータを管理する際に非常に使えるテクニックです。
検定を受ける予定がない方にも、ぜひご覧頂けたらと思います。

今回は検定対策と、それ以外の使い方に分けてご紹介していきますので、必要に応じて目次で移動をしてください。

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条件付き書式とは

まず最初に、条件付き書式がどういうものかについてご紹介します。

ある条件を設定し、その条件に当てはまった時だけ指定した書式設定をおこなうのが条件付き書式です。

たとえば、

  • 合格」という文字が入力されたら、その文字を赤い太字にする
  • セル内の数値が280以上だったら、セルを青で塗りつぶす

というような使い方です。

CS検定での条件付き書式の使い方

次に、CS検定表計算部門2級での条件付き書式は、どういう出題形式になるのかを確認します。

条件付き書式の実例

では、実際のデータを使って、条件付き書式の設定方法を見てみましょう。
次のようなデータに、

CS検定条件付き書式

以下のような設定をかけてみたいと思います。
指定した条件付き書式は「構成比が15%を超えたらセルを赤く塗りつぶす」です。

CS検定条件付き書式

CS検定の場合、上の表の書式設定を「書式のコピー/貼り付け」で下の表にコピーしますので、条件付き書式を設定するのは上の表だけです。

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条件付き書式の設定手順

1. 条件を設定したい範囲(今回は構成比の欄)を範囲選択します。

CS検定条件付き書式

2. 「ホーム」タブ→「スタイル」グループの「条件付き書式」ボタンの「▼」をクリックすると一覧が表示されるので、「新しいルール」を選択します。

CS検定条件付き書式

3. 「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されたら、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。

CS検定条件付き書式

CS検定条件付き書式

4. 「次の書式を満たす場合に値を書式設定」の下の空欄に条件を入力していきます。

CS検定条件付き書式

条件の入力方法

条件付き書式を入力する画面が出せたら、条件の入力に入ります。
今回の条件は「構成比が15%を超えたらセルを赤く塗りつぶす」でした。

1. 入力する空欄をクリックしてカーソルを立てたら、構成比が入力されているセルを選択します。

※このとき、構成比のセルすべてを範囲選択するのではなく、必ず先頭の1つだけ選択します。

セルをクリックすると、必ず絶対参照の状態になります。
絶対参照のままでは、条件の判定が正しくおこなわれませんので、必ず絶対参照を外します

2. 絶対参照を外すため、「F4キー」を3回押します。

CS検定条件付き書式

3. 絶対参照が外れ、「=$J$10」が「=J10」になります。

※「$(ドルマーク)」が1つもついていない状態です。

CS検定条件付き書式

4. 続けて、「15%を超えたら」の部分を式にしていきます。
「J10」の後ろに「」をつけ、「15%」または「0.15」と入力しましょう。

」は「超える」という意味の比較演算子です。
比較演算子はほかに「>=(以上)」「<=(以下)」「(未満)」があります。

また、15%の入力は「15%」または「0.15」のどちらかでおこないます。
15」と入力しても「15%」の意味にはなりませんのでご注意ください。

CS検定条件付き書式

これで条件付き書式の「条件」が入力できました。
続けて「書式」を設定していきましょう。

5. ダイアログボックス右下の「書式」をクリックすると、

CS検定条件付き書式

セルの書式設定」ダイアログボックスが開きます。

CS検定条件付き書式

今回は「塗りつぶし」を設定したいので、「塗りつぶし」タブを選択して画面を切り替えます。

CS検定条件付き書式

6. 設定したい条件は「赤く塗りつぶす」なので、「背景色」の欄から「」を選択し、「OK」をクリックします。

CS検定条件付き書式

7. 「新しい書式ルール」ダイアログボックスに戻りますので、内容を確認し、良ければ「OK」を押して設定は完了です。

CS検定条件付き書式

エクセルの表に戻りますので、赤く塗りつぶされている箇所を確認します。

CS検定条件付き書式

CS検定表計算部門2級の場合は、条件付き書式2問出題されることが多いです。
問題をしっかり読んで、解答モレがないように気を付けてください。

条件付き書式の便利な使い方

次に、エクセルでデータの管理をする時の条件付き書式の活用について見て行きます。

よく使われるのが、

  • 土曜日に塗りつぶす
  • 日曜日に塗りつぶす

というように、「曜日で色を塗り分ける」パターンです。

では早速、実際のデータを見ながら解説していきましょう。

曜日で色を塗り分ける条件付き書式

まずエクセルで、下図のような予定表を作ります。

この予定表の曜日欄に、

  • (土)と入力されていたら青
  • (日)と入力されていたら赤

という条件付き書式を設定していきます。

土曜日のセルを青に塗りつぶす

1. 条件付き書式を設定したい、C3~C16までを範囲選択します。

曜日の条件付き書式

2. 「ホーム」タブ→「スタイル」グループ→「条件付き書式」の「▼」をクリックし、「セルの強調表示ルール」→「文字列」と選択します。

曜日の条件付き書式

3. 「文字列」ダイアログボックスが表示されたら、「次の文字列を含むセルを書式設定」の下の空欄に「(土)」と入力します。

曜日の条件付き書式

4. 条件を入力すると、「書式」に最初から設定されている「濃い赤の文字、明るい赤の背景」が「(土)」のセルに設定されます。

曜日の条件付き書式

5. 「書式」欄の右端「」を選択し、「ユーザー設定の書式…」を選択すると「セルの書式設定」ダイアログボックスが開きます。

曜日の条件付き書式

曜日の条件付き書式

6. 「塗りつぶし」タブを選択し、指定したい色を選択して「OK」を押します。

曜日の条件付き書式

7. 「文字列」ダイアログボックスに戻るので、設定内容を確認し、良ければ「OK」を押して設定は完了です。

曜日の条件付き書式

同じ手順で、「文字列」ダイアログボックスに「(日)」と入力し、赤を選べば日曜日も設定完了です。

条件付き書式の解除について

最後に、設定した条件付き書式の解除方法をお伝えします。
もし誤った設定をしてしまった時は、必ず解除をおこなってください。

条件付き書式の解除方法

1. 条件付き書式を設定している範囲を選択し、「ホーム」タブ→「スタイル」グループ→「条件付き書式」の「▼」→「ルールのクリア」→「選択したセルからルールをクリア」の順に選択します。

条件付き書式の解除

これで、設定した条件付き書式は解除されます。

条件付き書式を設定しておくと、セルの値が変わった時、自動的に設定を適用してくれるので、覚えるととても便利な機能です。

シートをコピーして翌月の予定表を作った場合、日付と曜日さえ変更してしまえば、青と赤の塗り分けは自動で設定してくれます。

今日お伝えしたのは、条件付き書式の入り口です。
ほかにも色々と便利な使い方があるので、興味がある方はぜひ勉強してみてください。

条件付き書式だけでなく、エクセルを基礎から勉強したい方には、わたしがセミナーで実際に使っているテキストをご紹介しておきます。

このテキストを出版している「実教出版」のホームページから、練習用のデータをダウンロードすることができるので、入力が苦手な方も安心です。

それでは今日はこの辺で。

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